ガソリンエンジン用オイル
- 2020.09.04
- オイル

エンジンオイルの交換の目安
エンジンにとって過酷な走行は、次の通りです。
- 短距離走行(8㎞以内)を何度も繰り返す場合が多い。
- 低速走行(30km以下)やアイドリング状態で使用する場合が多い。
- 砂砂利や凹凸、雪道、未舗装路を走る場合が多い。
- 山道や登降道路を走る場合が多い。
ガソリンエンジンのAPI規格
- ガソリンエンジンオイル規格は、”S”で始まり、これは「サービスステーションオイル(乗用)」と「スパークプラブで着火するエンジンタイプ」の頭文字をとっています。
- SAで始まり、現在最高規格はSMクラスです。時代で要求される基準や、その時代における最新のエンジンでテストされ合格した規格が最高規格となっています。
- SM規格は、これまで一番厳しい規格であったSL規格よりも、省燃費性能の向上、有害な排気ガスの低減、エンジンオイルの耐久性を向上させた環境対応オイルです。
- またこれまで試験の無かった劣化油の低温粘度を計る試験が追加され、低温流動性、酸化劣化に優れたベースオイルを使用する必要があります。
オイルのSAE粘度表示
オイルには、SAEという(アメリカ自動車技術者協会)粘度による分類があります。車の走行状況や使用する地域の気温によって、オイルの粘度が選べるように分類、表示されています。
たとえば、
- 冬の寒さが厳しい地域では、低温流動性に優れた粘度の低い(サラサラした)オイルが必要。
一方、 - サーキット走行のように高速・高回転でエンジンを酷使する場合には、油膜切れを起こさないように粘度の高いオイルが求められます。
5W-30 - 5Wは、低温側の粘度グレードで、数字が小さいほど、低温始動性が良い。Wは、WINTERの頭文字W(冬)で低温を連想させる意味で使われています。30は、高温側の粘度グレードで数字が大きいほど粘性が高い。
ガソリンエンジンオイルメーカー
アルファスは、潤滑剤のプロ。自動車の性能を引き出す高品質な潤滑剤(エンジンオイル・添加剤・グリース等)を開発・製造しています。
販売元がSUMICO(住鉱潤滑剤株式会社)からアルファスに代わりましたが、オイルは同じもです。変更ありません。)
◎=最適 〇=使用可能 ×=不適応
オイルは当社のネットショップから購入できます。
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