ドライブシャフトブーツ
- 2020.09.03
- ドライブシャフトブーツ

こうなる前に交換
正常な働き
主な分割式ドライブシャフトブーツの製造または販売メーカー
メーカー | パッケージ | 商品画像 | ブーツ画像 | 特徴 |
大野ゴム | ![]() |
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1.NOK(日本オイルシール工業)製と同じ、樹脂製です。 2.暖める必要がありません。ただし、溶着するのに約20分は絶対に必要です。(気温が-10℃で25分、-20℃では30分必要です) 3.従来のワンタッチバンドに仮止め機能をつけました。 |
パロート | ![]() |
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1.ゴム材に比べて樹脂材の方が過酷な条件でも、曲げやねじれに強く、材質の劣化も少ない。 2.ひとたび溶着すると一体となり、どのような動きにも強い。 3.接合部は変形しにくく、ゴム製と比べて、スムーズにはめ込みが可能です。 4.数ある分割式ブーツの中で、現在、整備士に最も信頼されています。 5.加熱シートで8分以上の加熱で溶着します。強制的に暖めるため溶着時間が短いのが利点です。 NOKが製造しています。 |
ミヤコ | ![]() |
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初期の製品と比べて、ブーツ形状が変更し、グリスのにじみが起こらない構造に改良されています。 |
購入時のアドバイス
- 分割式ドライブシャフトブーツは、ゴム製が先行して開発されました。
- しかし、当初、接着剤(メーカーは接着剤とは言わず、潤滑剤と言っています。)とブーツ形状が原因で、接着面が割けたり、接着面からグリスがにじむというクレームが多く発生しました。
- 原因をメーカーから正式に説明を聞いた記憶がありません。今はそんなことはないのでしょうが、現場では、ゴム製に対して拒否反応がいまだにあるようです。
- 現在では、分割式において、トヨタがゴム製を採用しているいますが、主流は、樹脂製です。
- 大野とパロートは、共に樹脂製ですのでどちらが優れているかは、商品を観察するだけでは分かりませんがブーツ本体は、パロートの方が開発が早かった分、一日の長があるような気がします。
- 個人的には、大野ゴムのブーツを仮止めができるワンタッチバンドが気に入っています。
- 初心者は大野ゴムの方がバンドの取り付けは断然しやすいと思います。
- 大野ゴムで注意することは、溶着時間が長いのですが(約20分)、その時間を確実に守ることです。そうしないと少しの力ではがれてしまいます。私は、30分は、放置するようにしています。
- 何度も経験するとパロート製でも慣れるのですがせまいところで両手を使ってバンド締めするのは初心者には戸惑うと思います。
パーツは当社のネットショップから購入できます。
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